羊毛フェルト作家のきたがわたけしです。
主に愛犬・愛猫の「うちの子」オーダーを受けています。ここ最近で作製させて頂いたオーダー作品を中心に作品紹介させて頂きます。
今回も、羊毛フェルトで「上手に猫作品を作るコツ」を出来るだけ詳しく紹介していきますね。
最終回です!
⑦顔の植毛をする!
ついに「植毛」を始めていきます!
植毛のやり方は色々、有名な作家さんの本に詳しく書いてあるので参考にしてください!
僕は基本的には目の周辺から始めます。
本物の猫の「毛の流れ」と同じような感じで植毛していきますよ!
⑧耳を作る!
耳の装着は顔全体の植毛後でも、途中でもどちらでも構いません。
上手く耳を作るコツは「薄く固く」です!!
板状のフェルトになるまで刺し固めて…
耳の端を固める時は、こんな感じで何かを当てて、手を刺さない様に工夫してみると作りやすいですよ。
※今回の作品は素材がフェルトではありません。
装着時にとっても大切な事は「耳の角度」
何度という事はないですが、結構立ちすぎてしまわない様に注意です!
⑨模様を入れる!
今回はベースとなる色を先に、全体の植毛を終わらせました。…って、模様の下書きの意味がありませんね…(笑)
下書きに沿って少しずつ模様を入れる事も正解です!これも、やり易い方法で構いません。
植毛した毛を分けて、そこに模様を植えていきます。
トラ模様を入れる時のコツは、「黒単色」の毛を入れない事!
黒単色のままだと、模様が濃すぎて不自然になります。ベースの色と黒を混ぜて植毛します。(※この場合は「こげ茶」に近い黒色にしています。)
目の周りは「アイライン」を作ります。※この作品では粘土を使用していますが、フェルトでOKです!
⑩鼻や髭を付ける!
さあ、最終段階です!
鼻は樹脂粘土で作成していますが、フェルトでもOKです!
得意な方で作って装着しましょう!
髭の角度や、長さなんかも意識しつつ…片方に6~8本付けた方がリアルに見えますよ!
まあ、簡単にですが「猫顔」を作るの時のコツを紹介させて頂きました。
有名な作家さんの出版している本を参考にしたり、一番良いのは本物の猫をよく観察する事ですかね。
1年前まで、猫を作るのが苦手で…オーダーを断った事も…
でも、試行錯誤しながら練習していたら、羊毛フェルトを始めて2年目でも、なんとかここまで作れる様になってきました!
参考になれば幸いです!
ご覧いただき、ありがとうございました。
「フェルトスタジオ icchi's room/きたがわたけし」
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