ツーリング工房 ゴッペマスター

山奥のログハウスで「夫婦でセミリタイア生活」していく、40代バイク乗りのブログ

優秀な人材を育成するノウハウその③本来の目的をすり替えるな!ゴールを見据えろ!

こんにちは、ゴッペです!

優秀な人材を育成するノウハウ!
上司なら絶対にやらなければならない事!
シリーズ第3弾です(と言っても前回の続きです!)

 

前回は目的と目標の違いについて述べました。
www.goppemaster.com

 

今回は、新人や部下に指導するときに

目的と目標の違いで気を付けなければならない事を書きます。

 

この違いを理解してない人は必ずダメな指導をします。

言い切ってもイイです!

 

あと、経験の浅い指導者ダメな指導に陥りやすいです。

 

 

何がダメな指導か?

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ダメな事を指摘し、指導しているうちに

目的と目標がすり替わってしまう事です!

 

 

会社でも同じ事が言えますが、

自衛隊は時間と規律にとても厳しいです。

 

これは、作戦行動は時間で統制される事が多いためです。

 

 

目的(ゴール)を理解して欲しいので

もう少し分かりやすく時間と規律の説明をします。

 

 

イイですか?イメージして下さい。

 

あなたはゴッペ部隊の一員です。

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イイですか?イメージ出来ました?

 

 

だったら大きな声で

「イエッサーだ!!」

 

 

 

 

よ~し!

 

 

 

 

「集合だ!豚野郎ども!!」

※イメージです!本当はこんなのじゃありません(笑)

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イイか?よく聞け!

 

 

敵のアジトは、ここから約10km先にあるC地区の廃墟だ!

中隊は明朝04:30夜明けとともに攻撃する事になった!

 

ゴッペ小隊は突入部隊となって敵のアジトに攻撃を仕掛ける!!

出発時間は03:40だ!それまでに準備を整えろ!

 

作戦の概要だ!

1班はA地点に配置だ、この位置で2班の突入を射撃支援しろ!

04:30になったら一斉に建物に向かい射撃しろ!

30秒間、射撃を継続だ!!30秒たったら射撃を中止しろ!

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2班はB地点の手前の建物に配置する。お前たちはそこで当初待機しろ!

1班の射撃支援30秒が終わった瞬間突入だ!

 

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敵にバレない様に無線の使用は禁止だ!

 

必ず低い姿勢で行動しろ!!

 

A地点とB地点は離れているが無線は使えない

時間通り動け!!

 

いいか?

チャンスは当然1度きりだ!!(ドキドキしてきた?)

 

よし!かかれ!

 

 

 こんな感じで作戦行動するんだけど、

青字の部分は守れと言われている事(規律)

赤字は時間で動くように統制をうけている。

 

 

小隊の一員のあなたが

 

作戦を理解しないまま行動して

 

使うなと指示されていた無線を使用したら…

 

 

あるいは、誰か一人でも

 

この時間や規律を守らなかったら…

 

 

たった一人の

 

「これくらいは良いだろう」


「1秒くらい大丈夫だろう」

 

 

その無責任さが、作戦を失敗させる。 

 

 もっと、はっきり言おう。

 

 

作戦が失敗するという事は人が死ぬ事だ!

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だから徹底的に厳しく躾けなければならない。

 

 

では本題に戻ります!

 

つまり、自衛隊で

時間管理や規律維持を厳しく躾ける目的は

どんな状況下にあっても、

俺がやらなければならない!」という強い責任感

どんなに怖くても絶対に持ち場を離れずに任務を遂行する規律心

を持って自ら行動できるようにする事なんです。

 

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でも教育をしていると、こんな残念な指導が多いです。(特に昔は!)

 

「お前ら、今何分だぁッ!!」

 

「何で1分も遅れるんだ!!」

 

「お前たちが戦闘行動中に1分、1秒遅れると任務失敗だ!!仲間が死ぬんだぞ!!」

 

うん、その通りだね。

あっているよ、助教達の言っていることは。

 

で、一昔前なら

「腕立て伏せの姿勢をとれ!」

「1…2…3…」

 

1時間くらいやらせる馬鹿な教官・助教もいるらしい。

そんなにやらせたら確実に故障する。

 

 

 

 

ダメな指導者は、この様な圧力だけで押さえつけるような指導を教育の終始行っている。

 

「何の目的でやらせているんだ?」と聞いたことがある。

 

鼻息を荒くしてこう答えた。

「時間管理の重要性を体で分からせているんですよ!」

 

「それで(反省:腕立て等の体罰)、時間の重要性が身に付くのか?意味あるのか?」

 

「学生の動きは格段に良くなりますよ!効果あるじゃないですか!」ちょっと切れ気味で噛みついてくる(笑)

 

 

わかる?

彼の指導は目的と目標がすり替わってしまっている

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 「学生の動きは格段に良くなりますよ!効果あるじゃないですか!」

 

学生の動きが良くなった訳は?=反省:腕立て伏せをしたくないから

効果があるのか?=うるさく言う助教がいる時だけ。卒業したらやらなくなる。

 

…どうだろう?

本来の目的は達成されるだろうか?

 

彼は本来の目的:ゴールを見失い(又は理解せず)

時間を守るという「一つの目標」に執着してしまい

時間を守って動ける事目的になってしまっている。

 

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これにより育てられた隊員は

自ら考え責任をもって行動できる隊員ではなく

ムチで叩かれたくないから動く家畜と変わらない隊員になっている。

 

行動の源泉「怒られたくない」恐怖なら

それを上回る恐怖が訪れたなら簡単に任務を放棄するだろう。

 

人を教育するという事は、どれだけ重要な事か教育者は自覚しなければならない。

 

どんな組織でも同じだと思います!

 

何の為にやるのか?(やらせるのか?)

目的(ゴール)を見据え、

段階的な目標を立てて

計画的に我慢強く

熱意をもって指導・教育してやれば

必ず良い人材に育ちます!

 

ちなみに、俺に指導された彼は良い指導が出来る助教に成長しました。

 

回りくどい話でしたが、最後まで読んで頂きありがとうございました!