「フェルトスタジオ icchi's room」

羊毛フェルト作家:世界樹のブログ

  「フェルトスタジオ icchi's room」作家:世界樹

   羊毛フェルトで「リアルペット人形」を作っています!

   「愛犬・愛猫」の人形、作ってみませんか?

3.11災害派遣の記憶…忘れちゃいけない。前を向いて進むために協力した事を!

こんにちは!

リアルな愛犬・愛猫のフェルト人形を作るオーダー専門店

「フェルトスタジオ icchi's room」羊毛フェルト作家:世界樹です。

 

 

 

 

2011年3月11日…東日本大震災

 

 

もう9年にもなるのか。

 

 

「無事では帰れないな…」と覚悟を決めた時…

本気で「部下の命」を背負う重圧を感じた時…

陸上自衛官になって心底良かったと思った時…

でも、自衛官がクソ野郎だと心底思った時…

自分の力の無さを痛感した時…

人の強さを見た時…

 

 

この「感覚」は昨日の事のように残っている。

細かい「記憶」は薄れているが「感覚」として残っている。

 

 

特にこの時期は、突然記憶が蘇る事がある。

 

フラッシュバックだ。

 

まあ、軽めだが「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」なんだろう。

 

雪解けの「土の香り」「潮の香」は引き金になる。

 

 

 

別に思い出すことが辛い訳ではない。

ただ、今でも思い出すことは「被災した人達の強さ、優しさ」だ。

 

 

 

 

今、新型コロナウィルス感染症のせいで世界も国内も混乱している。

何だか少しだけ「国がギスギス」している様に感じる。

 

「不平・不満」しか聞こえてこない。

 

日本人ってこんなに我が儘だった??

 

 

 

2011年3月11日…東日本大震災

 

家も…

仕事も…

家族も…

 

何もかも失ってしまった人達…

「不平・不満」なんてない…

あるのは「絶望」だっただろう…

 

 

でも、俺はその人達が立ち上がり、前を向いて進もうとする「強さ」と「優しさ」を知っている。

 

 

 

「誰かの為」に動こうよ!

こんな時こそさ!

 

 

なんか書くこともまとまっていないけど…

何か、感じてもらえれば…という事で「3.11災害派遣」少しだけ書きます。

 

 

 

当時、俺は38歳で陸上自衛官だった。

 

「レンジャー」で長年指導者だった俺は、普通の隊員よりも特殊な「救助訓練」経験が圧倒的に多く、様々な「災害派遣」経験も豊富な方だ。

 

 

それでも「3.11東日本大震災」の災害派遣は別格だった…

北海道から現地入り(岩手県宮古市への派遣)したのは14日昼頃

 

 

これまでの移動間、指揮系統ではもちろん、ニュース、ラジオでも情報を収集していたので、被災地の状況は理解していた…はずが…

 

…想像を遥かに超えていた

 

 

 

命のレッドライン「72時間」は経過

そして、この状況…町が壊滅している…

 

 

「これ…生きている人がいるのか…」

正直、そう思ったほどだ。

でも生存者の可能性は0%じゃない!

 

 

…凄く…もの凄く…「血が騒いだ」

 

 

多分、俺以外も同じだったと思う。

「怖い」とかそんな感情は一切ない。

 

 

「早く!!今すぐ救助しなきゃ!!」

 

 

この感情で溢れそうになる。

小隊長だった俺が「浮足立つ」のは指揮(士気)に大きく影響する。

冷静を装い抑えるので必死だった。

 

 

「超ハイテンション」

 

 

約2ヶ月間にわたる災害派遣の最初の2週間は特に、「使命感」「責任感」「正義感」は常にMAXの状態

無意識だが精神的にはオーバーフロー寸前だったと思う。

 

 

「絶対に助ける!」

そう強く思い、救助活動にあたるが…

 

 

しかし…

瓦礫の中の人たちは…

 

…冷たく…硬く…動かない…

 

 

 

せめて…せめて、瓦礫の中から出してあげたい…

せめて…家族のもとへ…

 

 

 

ご家族が一緒に居る時は…苦しかった…

見ていられなかった…

 

 

 

でも、俺達「自衛官」が「辛い」とか「苦しい」とか弱音を吐いたり、疲れを見せてはいけない。

有事においては自衛隊が「最後の砦」だから…

 

 

…いつも実践してきた。

…いつも厳しく教えてきた。

 

 

でも…

一度だけ…崩れた…

 

 

俺の小隊が担当していた地域では4名の行方不明者がいた。

毎日、瓦礫を掘り、倒壊している家屋の中に入り…

探しても見つけられない…

 

 

見つけても、津波で別の地域から流され絶命した別の人だったり…

 

 

ご家族が、毎日毎日探しに…

 

 

「大丈夫、絶対に見つけてあげるから」

そう、家族に約束した。

 

 

捜索の毎日…

たしか、災害発生から2週間目だったと記憶している。

 

 

無線から…

「人命救助活動から復興支援活動へと移行する」

上から命令が流れてきた。

 

 

一つの「区切り」として次の段階に進まなければならない。

当然の決断と流れだし、時期的にも「妥当」だろう。

 

 

活動内容的には「瓦礫撤去」に力を注ぐことになる。

分かりやすく言うと、人がいるかもしれないけど重機を使って瓦礫撤去を始めるという事だ

…場合によっては潰してしまう可能性があるのだ…

 

 

現場で「救助」に当たっている俺達の心情は…

 

「助けてあげる事が出来なかった…」という思いだった。

 

もちろん、助けるといっても絶命している事は分かり切ってる。

でも、家族の元に帰してあげたかった…

 

 

厳しい訓練をして、人に教える技術・知識・経験が豊富で、頼られる存在だったはずの自分の力の無さを痛感した…

 

 

重機を入れる前に、ご家族に説明をしなければいけない…

もちろん、見つかってない人がいるので無神経に機械で掘り下げる事などしない。

でも傷つけてしまう可能性が上がってしまう…

 

 

「見つけてあげる事が出来なくて…申し訳ありません…」

そう、言葉にした時…

 

ボロボロと涙が零れ落ちた…

 

情けなかった…

「俺達、自衛官が「辛い」とか「苦しい」とか弱音を吐いたり、疲れを見せてはいけない。」と言って聞かせてきた立場なのにだ。

 

 

そんな俺にその人は(お父さんが行方不明になっている方だった)

 

「ありがとうございます。

皆さんが朝早くから遅くまで、毎日毎日、危険を冒して探してくれて感謝しています。

こんな自然の驚異が相手じゃ仕方ないですよ!

それよりも、皆さん休みなく動いているので少しは休んでください。

本当にありがとうございます!」

 

そんな言葉をかけてくれた…

 

 

自分の家を流され、家族を喪い、明日も見えない状況の中で…よくそんなに強くいられるなぁ…人に優しく出来るなぁ…

 

 

この方だけじゃない。

 

災害派遣中、何人の被災者の方々から労いや感謝の言葉を頂いたろう…

 

皆さん、自分が大変なのに

「ちょっと!あんまり無理すんじゃないよ!」って!

 

子供たちからの「手紙」にも感動したなぁ…

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どんなに小さな事でも、この人たちの力になるなら

「何でもやってやろう!」

そう思った。

 

自衛隊だけじゃなく、警察、消防、海保…みんな同じ気持ちだったはず!

ボランティアや遠くからでも募金や心配をしていた人も同じだったはず!!

 

 

みんな「自分にできる何か」で前に向くために協力したはず!

 

 

コロナで大変な時だからこそ「不平・不満」を口にするのじゃなく「前に進むため」に自分に出来る事をやろうよ!

 

3月11日…

この日を忘れちゃいけないよ。

ただのつらい記憶に留めておく事もいけない。

 

忘れちゃいけない。

前を向いて進むために協力した事を!

 

「誰かの為」に動こうよ!

こんな時こそさ!

 

 

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

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